積水化学工業住宅カンパニー(大阪市北区)の調査研究機関である住環境研究所(東京都千代田区)はこのほど、「ファーストバイヤー」(一次取得者層のうち若年子育て世帯)の住宅購入時の意識や満足度を探る「ファーストバイヤー住宅購入意識調査」を実施した。過去7年以内に2階建て以下の戸建住宅を取得した核家族のうち25〜79歳の世帯主またはその配偶者を対象としたもの。
 住宅会社選定時に重視するポイントについて聞いたところ、ファーストバイヤーの3割が「予算内で購入できるか」を重視ポイントとしてあげた。項目別では「営業担当者の対応が良い」「会社が信頼できる」に次いで3位だった。また、二次・三次取得者層では同項目が7位となっており、ファーストバイヤーの方が「予算内の購入」をより重視していることが分かった。
 購入金額(土地代を除く)について聞いたところ、ファーストバイヤーでは2000万円台が51%(「2000〜2500万円」=27%、「2500〜3000万円未満」=24%)となった。次いで「1500〜2000万円未満」と「3000〜3500万円未満」がともに16%で続いた。
 住宅購入の成功度満足度(100点満点)について聞いたところ、ファーストバイヤーでは「100点満点」が19%、平均点が80.7点となった。一方、二次・三次取得者層では、「100点満点」が22%、平均点が83.6点となり、ファーストバイヤーの満足度が二次・三次取得者層に比べて低いことが分かった。
 住宅購入の成功度満足度が100点に満たなかったファーストバイヤーにその理由をたずねると「間取り・プラン」が1位、次いで「収納・収納量・片づけやすさ」、「費用・価格」、「庭や車庫、外まわり」、「キッチン・浴室・洗面・トイレ」などが続いた。
 そのほか、「採用した間取り・仕様」と「本当は採用したかった間取り・仕様」について聞いたところ、ファーストバイヤーが「本当は採用したかった(のに実現しなかった)」ものでは、「屋根や庇のついたテラス、バルコニー」、「ベビーカーや三輪車、外遊びの道具などをすっきりと片づけられる外まわりの収納」、「雨の日や夜遅くに洗濯物を干せる」、「洗濯物干しや取り込み、収納までが負担なくできる間取り」などが上位にあがった。