新年度を控え、建材ばかりでなく住まい関連の重要な調査が目立つので、注目したい。特に耐震では、昨年の熊本地震後の意識調査では、身のまわりの地震対策がさらに必要だと思った人は約7割で高かった。「今後、持ち家に住みたい」と答えた人は61.8%で、そのうち「新築」を希望する人は69.7%。だが、「中古住宅を購入し、リノベーションして居住したい人」は17.1%で、これから確実に増える中古住宅に対する生活者の意識はまだまだ低い。さらに、金銭意識では、「年収400万円なら自宅が欲しい」20代は2割で、若い年代ほど購入に前向き。
また、住まいのリビングの床材は「フローリング」が74.5%で圧倒し、次いで「畳」が12.5%。リビングの床で「満足している人」は45.4%。自宅内で居心地のよい場所を聞いたところ、「リビングルーム(居間)」が64.3%、「自分の部屋・空間」「寝室」が各3割弱であった。
なお、リフォームの新商品では、YKKAPとLIXILが防火引き戸などの主力商品を新年度に合わせて発表するなど、内外装のドア関連が目立っている。
 新年度と言えば、プロやセミプロだが、最新の住宅情報取得に必須のセミナーが、西新宿のOZONEで開催される。中古住宅の流通を促進し、リフォーム市場活性化のためのさまざまな制度について、住宅のプロが知っておきたい補助金や減税、優遇制度の詳細、となっている。関係者にとっては見逃せないテーマだ。