積水化学工業(大阪市北区)住宅カンパニーの調査研究機関である住環境研究所(東京都千代田区)は2月15日、10年後に「子育て家族期」を迎える20歳代が、住まいに対してどのような意識を持っているのか調査した「若年層の住まい意識」の結果を発表した。間取りに関する考え方について聞いたところ、20歳代の79%が、ある程度の選択肢の中から自由に組み合わせる「セミオーダーメイド」に魅力を感じていることがわかった。一から自分たちで考える必要がある「オーダーメイド」は71%で、手間をかけずに自分たちらしい住まいをつくりたいという意識が強いことがうかがえる。

住まいへのお金のかけ方については、「できるだけお金をかけずに済ませたい」と回答したのが、30歳以上では27%だったのに対し、20歳代では37%だった。さらに、20歳代の52%がこだわりの部分にお金をかけたいと答え、メリハリのある住まいづくりを重視していることがわかる。また、魅力を感じる住まいのコンセプトや家族に関する意識調査から、2000年当時の同世代よりも「子ども・家族を中心とした暮らし」を大切にする意識が強いという結果になった。

調査は、3年以内に戸建て住宅を取得する意志がある25~29歳及び2011年以降に新築戸建て住宅を取得済みの30~44歳を対象に実施。有効回答数は1020件。